日々のつぶやき

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2009-06-13

購入メモ(5月後半〜6月前半)

漫画
カラスヤサトシ『カラスヤサトシ』4巻(講談社)
袴田めら『わたしの大切なともだち』1巻(双葉社)
おがきちか『Landreaall』14巻(一迅社)
小石川ふに『ゆるユルにゃー!!』2巻(徳間書店)
岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』4巻(小学館)
あずまきよひこ『あずまんが大王』1年生(小学館)
岩岡ヒサエ『ゆめの底』(宙出版)※ブックオフにて350円

CD
あがた森魚『少年歳時記』(08年)
ブックオフにて1550円。これまでで一番高い買い物かも。

2009-05-18

似てるようで似ていない

所用で外に出たついでに新雑誌『ゲッサン』(小学館)を立ち読み。とりあえず『あずまんが大王』新作だけ読んだのだが面白い。連載が終わらず今も続いていればこのような形になっていたのだろうか、本質はそのままに表現が洗練されていた。『よつばと!』休載もこの際我慢しよう。

ところで、『BSマンガ夜話』の『よつばと!』回で、いしかわじゅんが「『あずまんが大王』はよくある萌え4コマ(という表現はしていないが)から一歩も出ていず面白くない。『よつばと!』はそこから踏み出したことがエライ」という主旨の発言をしていて、他の出演者も特に反論しなかったと記憶している。

「萌え4コマ」というジャンルの嚆矢のひとつともいえる『あずまんが大王』に「萌え4コマだから悪い」と言わんばかりの評価はどうかと思うが、ある年代以上の読み手にとって「どれもこれも似たようなもの」に見えてしまうのは仕方ないことだろう。だが、『まんがタイムきらら』を1冊買って隅々まで読めば、それぞれの作品に(薄くとも)作者なりの個性があり、作品ごとに主観的な優劣を付けることもできるのがわかるはずだ。

同じ4コマフォーマット、同じような絵柄、同じようなキャラクター配置でありながら、それなりの個性を持った表現が生まれる。これは、同じようなメロディ、同じようなコード進行、同じようなリフを持つ、いくつもの名曲を送りだしてきたロックの歴史に通じるものがある。だが、ストーンズとザ・フーの区別のつかない人は、現実に山ほどいるだろう。様式性と抽象度が高くなるほど聴き分けは難しくなる。テクノやヒップホップならなおさらだ。

このように、ジャンル特性に則った表現の差異を味わい分けるには、受け手にリテラシーが要求される。それを持たなくてもまったく問題はないが、門外漢の自覚があるならば、己の目や耳の絶対性を疑ってみる謙虚さがあっていい。いしかわじゅんは「萌えリテラシー」を持たない人だろうが、それとは別に、様式より前衛を好む美意識の偏りもあるのではないか。例えば、中期ビートルズの果敢な前衛性を称揚するために、ロックンロールとR&Bの様式への愛を率直に表明した初期ビートルズの音楽を軽視してみせる態度にそれは似ている。一愛好家なら(もったいないと思うけど)それもいいが、批評として機能する言説なら問題がある。

私は『よつばと!』好きだけど、『あずまんが大王』もやっぱり好きだ。大阪!

2009-05-13

購入メモ

漫画
こうの史代『この世界の片隅に』下巻(双葉社)
全3巻まとめて読み返したいのに手元にないのがもどかしい。人が生きる日々の営みは「その時」を過ぎても、失われたものとともに緩やかに続いていくことを描いて、井上光晴『明日』を超えたのではないかと思う。

桜井のりお『みつどもえ』7巻(秋田書店)
とらのあなの特典イラストカードかなり欲しいんですけど! 東京に戻ったら買い直そうかなー。しかし吉祥寺店は知らぬ間に潰れていたのだった。それにしてもチャンピオンコミックスの品質は紙といい印刷といいカラーページといい素晴らしい。手書き文字の「ママにボクのブリーフをはかせてみました」もはっきり読み取れるよ! マーベラス!

CD
YOU『南向き』(96年)
ショコラ『ハムスター』(99年)
リップスライム『TOKYO CLASSIC』(02年)
THE BRAND NEW HEAVIES/SAME ('90)
FUGEES/BLUNTED ON REALITY ('94)
ARRESTED DEVELOPMENT/THE HEROES OF THE HARVEST ('01)
NIKKA COSTA/CAN'TNEVERDIDNOTHIN' ('05) ※CCCD

以上、文教堂のレンタル流れワゴンで各100円。まだ聴いてない。

2009-04-28

函館にて

現在帰省中。朝一の飛行機だったので、駅までの足となるバスが出ていない。なので、前夜から漫画喫茶にて始発まで待機(全裸ではない)。おかげで一日中眠い眠い。

さて、帰省といっても1ヶ月にも及ぶと、書くことも書く必要もなくなって更新が長く途切れるのだけれど、今回はその轍を踏まぬよう、どうでもいいことでもなるべく書くようにしたい(いつもと変わらない?)。函館は快晴だけど寒い。今夜のおかずはホタテの掻き揚げ。眠い。以上。

2009-04-23

購入メモ

志村貴子『青い花』4巻(太田出版)
諸星大二郎『闇の鴬』(講談社)
最近、新刊情報とか全然疎いので、書店の平台を見てびっくりした(『青い花』アニメ化はさすがに知ってたけど)。ライヴ情報とかもほぼ全スルー。ライダーズのライヴなんてあったのすら知らなかったくらい。それにしても万城目ふみさんはますます危なっかしくてすばらしい。そして大変なことに。諸星新刊はこれからじっくり読みます。

チャンピオン40周年の

オリジナル作者に往年の人気作の新作を描かせる企画って、今のジャンプに『きまぐれオレンジロード』が載るようなもんだよなあ……とか思ってたら本当に『オレンジロード』が復活してたんで驚いた(もっとも新作ではないし、ジャンプ本誌ではなくてスーパージャンプだけど)。で、今週のチャンピオンは永井豪『キューティーハニーVSあばしり一家』。両作のみならず『イヤハヤ南友』保健テストの一幕すら挟まれるサービスぶり、すがすがしいまでの無内容さで大変すばらしかった。これと続けて読むと『ギャンブルフィッシュ』がまったく同系列の作品に見えてくるから不思議だ(保健テスト的な意味で)。

2009-04-20

バイキング(NOT冠二郎)

吉祥寺三浦屋地下のタイ料理店にてランチバイキング。チャーハンを中心に1セット、2種のカレーを中心にもう1セット、〆に焼きそば食って990円とは安い。どうせ食える量もたかが知れているのだが、お代わりの回数を重ねることによって満足感を上げる手法は、回転寿司やわんこそばに通じるものがある。あとサムラートのナンとライスのお代わりとかね。それにしても20数年(!)この界隈に暮らしながら、一向に消費上の生活範囲が広がらない。欲望も分相応で結構なことだ。

漫画喫茶で小林立『咲 - Saki -』(スクウェア・エニックス)の既刊を読もうと思ったら置いてないので、近藤るるる『しはるじぇねしす』(メディアファクトリー)1〜5巻を読む。神と悪魔の転生JC百合マゲドン漫画。最近こんなのばっかり読んでるなあ。

2009-04-17

購入メモ

CD
OTIS REDDING/THE VERY BEST OF OTIS REDDING ('92)
ライノ編のベスト盤。1枚も持ってないのはどうだろうと思って。
JAMES GANG/FUNK #49 ('97)
70年代にジョー・ウォルシュやトミー・ボーリンが在籍したバンドのベスト盤。ブルーズとカントリーに根差す正統派のアメリカンロック。ファンキーで粘りのあるリフが快感。
KURTIS BLOW/THE BEST OF KURTIS BLOW ('94)
"FUNK ESSENTIALS"というシリーズの1枚。最初期のヒップホップ。トラックはサンプリングでも打ち込みでもなく生演奏!
JOSS STONE/INTRODUCING...JOSS STONE ('07)
プロデュースが元トニ・トニ・トニのラファエル・サディーク(この人好き)。ドラマーのクエストラヴが「サディークは70年代に録音されてもおかしくないような音にしてしまう」と批判的なニュアンスで語っていたけれど、70年代の完全再現に留まらない、充分に現代的な解釈のR&Bになっている、と思う。
※以上ブックオフにて各500円

漫画
大沖『はるみねーしょん』1巻(芳文社)
ブックオフにてYMO関連物件として(嘘)350円で購入。登場人物はほぼ3人の女子高生(うち1人は宇宙人)に、舞台もほぼ教室内に限られ、毎回どうでもいいズレた会話のみに終始する4コマギャグ漫画。「萌え記号化」と呼ぶには極端に簡略化された描線といい、最小限に留められた意味のずらし方(ボケ)と読者へのズレの提示(突っ込み)といい、この徹底したミニマリズムは、伊達に登場人物の名をYMOから採っていないぞと思わせる。『けいおん!』がP-MODELから名を採っているのに全く内容に関係ないのとは対照的。いや、『はるみ』だってほとんど関係ないんだけど(どっちだ)。

2009-04-15

購入メモ

CD
WAR/THE BEST OF WAR...AND MORE ('87)
THE HIGH LLAMAS/COLD AND BOUNCY ('98)
漫画
乙ひより『クローバー』(一迅社)

以上、吉祥寺ブックオフにて各500円。なぜかAmazonから百合漫画ばかり推薦される今日この頃。そんなに百合一色でもないのになー。

ブックスルーエでサンレコの細野歌謡箱特集、ユリイカ増刊の坂本龍一特集を立ち読みするも購入に至らず。定額給付金の使い途はやはり細野箱か(ようやく申請用紙が届いたことだし)。レアトラックスの類いはないのだが、自分でこれを編む労力を考えたら買ってもいいかという気にさせられる。

2009-04-13

今夜のアニメ(12日深夜)

夏のあらし!

http://www.starchild.co.jp/special/natsunoarashi/

ここまで原作に忠実だと、いかに新房監督の表現主義演出をもってしても、オリジナル部分であるCパートと次回予告のお遊びしか見所がないのが辛い。漫画喫茶で既刊全部読むんじゃなかった……。

咲 -Saki-

http://www.saki-anime.com/

原作未読の百合風味JK麻雀アニメ。観終えて記憶が巨乳ピンク一色に染められ。と書くと微妙に麻雀風味(……)。あと咲の無駄にエロい下半身描写と、釘宮声の偽さくら。さすがGONZO、注力箇所をわきまえているな! パンツじゃないどころかはいてない! 試聴継続。麻雀のことはよくわからないじょ。

2009-04-10

けいおん!

http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/

唐突だが、かつての「ニューウェーヴ」にあった「物語性の否定=日常の価値の再発見」という側面を、いがらしみきお『ぼのぼの』を介して受け継いだのが「萌え4コマ」ではないか——というのが私の最近の仮説なのだが無理矢理か。いや、「ニューウェーヴ」→「ロリコンブーム」→「エロ同人/エロ漫画」→「萌え4コマ」というオタ文化の血脈を辿ると、あながち無理筋とも言えないのではないかと思うのだが。

で、私は京アニが選び取る「物語」というものにあまり興味がない。むしろ「非物語」を題材にしたときに(唯一かつ最大の)アドバンテージである「過剰な描写力」がものをいう。そんなわけで『けいおん!』という萌え4コマを京アニの技術力でアニメ化するということは、案外優れた「日常アニメ」を生み出す可能性のある好企画でないかと思うのだ。

ただし、萌え4コマの「空虚」に向かいあう姿勢において『らき☆すた』より後退した感は否めない。京アニの技術力をもってすれば「空虚な日常」の空虚さそのものを映像化できるのではないか、というのが、小ネタで客を釣りつつ山本寛が目論んだことに違いないのだ。『けいおん!』では吉田玲子という「プロの脚本家」を得て、原作の空しさを補完し、30分のエピソードを持たせられるだけの内実を与えてしまっている。

http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20090410/1239379848

いや、まっとうな作り手ならそうするに決まっているのだが。
とりあえず『けいおん!』は京アニ版『ひだまりスケッチ』ではなく、「最良の舛成孝二アニメ」に近いものになってくれることを期待しつつ観続けたい。
あと、誰かアホの子に「ギターはカスタネットとおんなじ!」とか教えてやってはくれまいか。バンドでグルーヴを作ることの楽しさを知るきっかけになるだろうし、何より「うん・たん!」が1度きりで終わってしまうのは惜しい。

2009-04-01

おまんが

エイプリルフールの小粋な冗談でお腹いっぱいだけど、のりお先生がおまんがを描いてくれたので今日はいい日だ。

2009-03-27

買い物メモ

森島明子『楽園の条件』(一迅社)
平尾アウリ『まんがの作り方』(徳間書店)
山田穣『がらくたストリート』1巻(幻冬舎)
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)
以上ブックオフにて各350円。
『夜は短し』は以下の2エントリが興味深かったので。
http://ameblo.jp/nayuka-mine/entry-10227568801.html
http://d.hatena.ne.jp/Trou/20090323/p1
所感あれば読了後に追記。

2009-03-22

買い物メモ:漫画編(1〜3月 順不同)

岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』3巻(小学館)
渡辺航『弱虫ペダル』4、5巻(秋田書店)
同『まじもじるるも』3巻(講談社)
同『制服ぬいだら』6巻(講談社)
蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』4巻(芳文社)
かずまこを『純水アドレッセンス』(一迅社)
吾妻ひでお『地を這う魚 ひでおの青春日記』(角川書店)
イシデ電『月光橋はつこい銀座』(幻冬舎)
入江亜季『群青学舎』4巻(エンターブレイン)
岩岡ヒサエ『土星マンション』3、4巻(小学館)
紺野キタ『つづきはまた明日』1巻(幻冬舎)
林家志弦『はやて×ブレード』9巻(集英社)
岩原裕二『学園創世猫天!』5巻(秋田書店)
kashmir『デイドリームネイション』2巻(メディアファクトリー)
小玉ユキ『坂道のアポロン』3巻(小学館)
よしながふみ『大奥』4巻(白泉社)
勝田文『プリーズ、ジーヴス』1巻(白泉社)
石黒正数『それでも町は廻っている』5巻(少年画報社)
桂明日香『ハニカム』2巻(アスキー・メディアワークス)
中村明日美子『曲がり角のボクら』(白泉社)

『ユリイカ』2009年3月号 特集*諸星大二郎(青土社)
あと、現在唯一の購読雑誌であるところの『週刊少年チャンピオン』!

2008-06-25

気がつくとあのヒトのことばかり

実家に帰省していて、たまたま『新・科捜研の女』という警察もののドラマを観た。
乳母車の連続爆破事件が発生する。赤ん坊が降りたのを見計らって爆発させているらしいのだが、近くに犯人の姿は見当たらない。で、科捜研の女こと沢口靖子が、例によって科学の力で犯人を追いつめていくのだが、その犯人の姿というのがもう何とも(思いっきりネタバレですが、読み終えた5分後に記憶が失われますので大丈夫)。
犯人は有名大学工学部の大学院まで卒業したものの無職の若い男で、保険もないため満足に歯の治療も受けられない。そんな自分には決して持ちえない幸せな家族の姿を見ると、虫歯と心の痛みが疼くのだという。それで他人の幸福を破壊しようというわけだ。
これを観て「なんて陳腐な社会派ドラマなんだ」と呆れた。しかも理系・若い男・独身・無職などへのステロタイプな偏見を、格差問題の告発という美名の裏で無意識に視聴者に植え付けているのが始末に悪い。ほら見ろ、うちの母親が犯人に息子の姿を重ねて涙目だぞ。どうしてくれる(私が涙目)。

ところが、程なくして本当にそんな「陳腐な社会派ドラマ」紛いの事件が起きてしまった。別にこれは『新・科捜研の女』が事件を予見したわけでもなければ、事件の側がフィクションを模倣したものでもないだろう(あたりまえだ)。単にドラマの製作者も加藤容疑者も、同時代のステロタイプな偏見・固定観念を共有していたに過ぎない。過ぎないのだが、ドラマの作者は時代のテンプレートに沿って陳腐なフィクションを生み、加藤は同じテンプレを真に受け、テンプレ通りの人間像に相応しい行動を取った。繰り返すが、これはフィクションへの批判ではない。フィクションと現実をともに汚染するステロタイプに突っ込みを入れる他者(他者性)を、内にも外にも加藤が持っていなかったことが問題なのだ。

「なぜ人を殺してはいけないのか」という、いわゆる「なぜころ問題」にいまさら回答するなら、「協業が成立しないから」と答える。いつ自分を殺すか知れない相手と、同一の空間にいることはできない。そうなると生産も交換も流通も知識の伝達も不可能となり、文明が成立しない。「人を殺してはいけない」というのは、文明の基盤としての協業を可能にするための最低限の了解事項なのだ。
だとすれば、自分が協業の中に存在していない、協業の恩恵を受けていない(としか思えなくなっている)人間にとって、「人を殺してはいけない」というルールは自明のものではなくなる。殺す相手が「誰でもよかった」というのは、もはや憎しみの対象としての特定の他者すら存在せず、といって権力や資本家というふうに敵を図式化することもできない。彼を協業の輪から排除した「世間」全体が敵であればこそ、殺すのは(彼以外の)「世間」を構成する「誰でもよかった」のだろう。
逆にいえば、孤独な無差別殺人者を生まないためには「ひとを協業から疎外しない、疎外されていると思わせない」ことが社会にとって重要になる。そりゃそうなんだが。ファミレスで平日昼間にカラスヤサトシ『カラスヤサトシ』(講談社)を読んで笑っている私にどうこうできるはずもない。
ふと思う。おそらく単行本が出た今でも年収が250万に届かないであろう(そうであってほしい)しみったれた30男が、独り安アパートで「九死に一生」を得て自暴自棄から免れる。そんな姿も笑いの中に描いたカラスヤサトシの漫画を読んでいたら、加藤容疑者は救われていたのだろうか。「カラスヤはクリエーター様、同じ不細工でも俺とは違う」とか言うだろうか。

2008-04-26

ある雨の日の情景

昼食は西友カップ麺78円。夕刻にそぼ降る雨の中をバスで荻窪に出る。雨の日は「交通費がもったいないから自転車」などと思わずに気兼ねなくバスに乗れる。自転車も傘を片手に乗れなくもないが歩行者に迷惑かつ危険だし、雨合羽を愛好するほどフェティッシュでもない。ともあれバスで移動するぶんには、三鷹でも吉祥寺でも荻窪でも大差はないので、その時に来たバスに乗り込むというプチすごろく旅行。この日は荻窪だ。ブックオフでいしかわじゅん『メンカー』(立風書房)を350円で、新刊で長月みそか『HR 〜ほーむ・るーむ〜』2巻(芳文社)、小玉ユキ『坂道のアポロン』1巻(小学館)を購入。路地を縫うように飯屋を探すも入りたい店がなかなか見つからない。昔通ったイタリア料理屋はガストに成り果てた。昼にはときどき利用する西安料理の店は夜だとちょっと高い。ここまで来て日高屋とかココイチとかジョナサンは避けたいと思いつつ「ビフテキ屋まるり」という店を発見。ハンテキ(ハンバーグ+ステーキ)定食を注文。ご飯と味噌汁おかわり自由で量・値段・味も良し。荻窪で飯屋に迷ったらここに来よう。帰りもバス。さすがに雨の夜は混む。さっさと一番奥に移動、最後部座席手前、エンジン格納部分の上の少し高くなった場所に立つ。後ろにまだ余裕を残したまま中程でひしめく愚民どもを見下ろす、文字通りの上から目線。やがて車内が空き、優先席が空いたので迷わず着席。立ってるとかえって迷惑でしょ。ジジババが来たらすかさず席を譲るべく車内を睥睨しつつ終点まで緊張感をキープ。一仕事終えた充実感を味わう。何かと言いたいことはおありでしょうが聞く耳持たん。

2008-04-25

昼食/夕食

昼食は武蔵境の日高屋でラーメン+割引券で50円の味玉載せ。入江亜季『群青学舎』3巻(エンターブレイン)購入。夕食はリトルマーメイドで買ったパン、オムレツ、温野菜サラダ。オムレツは豚挽肉・玉葱・椎茸を炒めた具を詰めた。テフロンの死んだフライパンで作るオムレツほど切ないものはない(歌:小椋佳もしくは布施明)。温野菜サラダというか何というかは、ブロッコリーと人参スティックを塩茹でし、マヨネーズ・大蒜すり下ろし・胡椒・柚子ポンを和えたディップに付けて食べるだけ。帰省前に野菜を片付けるために作ってみたが悪くない。ディップは何となくアイオリソース風にならないかと思ったが全然違うなこれ(大蒜が思いの外強い)。今度はちゃんと作ってみよう。アイオリはべりいまそかり。なべて世は事も無し。

2008-04-23

見てるだけ

例によって遅い昼食、というか夕食は吉祥寺ヨドバシの中華料理店「万豚記」にてマーボ豆腐かけ土鍋ごはん880円+肉まん3個390円。マーボご飯の量がかなり多く、2人で分けて丁度良いくらい。全部食べると飽きる。食事はこれでおしまい。
ヨドバシとラオックスを梯子して、今ちょっと関心のある液晶テレビとオーブンレンジの値段を見比べる。ラオックスは生き残りを懸けてかなり本気、ヨドバシで検討してラオックスで買うのがいいんじゃなかろうか。買わないけど。ラオックスにはMacのコーナーができていた。テレビも兼ねるならiMacという選択肢もあるな。買わないけど。
書店で『コミック・ハイ!』立ち読み、袴田めら『暁色の潜伏魔女』最終回を読む。ちょっと迷走気味な感じもしてたけど、うわーこういう着地か。単行本が出てから読み直さないと何とも言えず。いやこれは買うよ。雑誌は買わないけど。

2008-04-14

地球の上に夜が来る

目覚めると地球の自転が著しく進行しており。とりあえず三鷹駅前に出る。松屋で折しも牛丼祭り、大盛り+生野菜で夕食。あれ、昼食は?
駅ビルの文教堂で『幸せの賃貸インテリア』とか立ち読み。帰りにブックオフで買い物。
長月みそか『HR 〜ほーむ・るーむ〜』1巻(芳文社)350円
MARIA MULDAUR/SOUTHLAND OF THE HEART('98) 500円
『HR』はもうすぐ2巻が出る前にと購入。中学生たちの恋の目覚めを4コマで描いて、作者がエロ漫画でやってることと軸がぶれてないのがエロい、いや偉い。マリア・マルダーは昔の作品かと思ったら近作だった。蓋開けてブックレット表4写真見て納得。あの高域で裏返るセクシーな声はもはやないのだが、アーシーなカントリー調のサウンドに乗った、塩辛声の余裕たっぷりな歌いっぷりも悪くない。
1パック198円のとちおとめに砂糖と牛乳かけて食う。小粒で不揃いだがむしろ味が濃く美味い。

2008-04-11

カトウハルアキ『ヒャッコ』3巻(ソフトバンク クリエイティブ)

中心人物である虎子の周りにひたすら人間関係を拡大し続けることで「のみ」話を転がすという、ある意味希有な作風がいつまで持つのかと思っていたが、この巻に至って虎子の背景を掘り下げる新展開(しかし容赦のないネーミングセンスだ……)。一応伏線というか布石はあったのか。だからといって殊更にドラマが動く気配もなく。雰囲気漫画と言われそうだが、このなかなかない種類の雰囲気の良さだけでも買いだとは思う。ていうか何このテコ入れ幼女ありえねえ。こういうのアリな漫画だったのかいいぞもっとやれ、とまでは言わないが、この野放図な包容力は大したもんだなあ。そりゃアニメ化もされるわ。