http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html
『キラ☆キラ』でも宇多丸と共演している小島慶子アナを招き、彼女がギャラクシー賞を受賞した『アクセス』のテイで「『おっぱいバレー』で綾瀬はるかはおっぱいを見せるべきであったか否か」について電話討論するという企画。まあそれ自体も、物語上の必然性や女優としての展開などを論点にしてなかなか面白かったのだけれど(小島アナの、要領を得ない素人の電話の内容を、瞬時に身も蓋もなく要約してみせる切れ味がさすがだ)町山智浩が加わってからの考察が見事。
「カタルシスとしておっぱいが必要」論に対し「おっぱいは所詮マクガフィン」と切り返してみせたのには唸る(本当にマクガフィンだったらひどいよなあ)。映画にかろうじて残る美点を拾いながら、脚本の不備を補ううちに「かくあるべき幻の『おっぱいバレー』」像が立ち上がってくる過程は圧巻だ。
あんまり面白かったので、『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』を飛ばしてそのまま「しまおまほ」コーナーまで聴いてしまったよ。初対面の小島アナとしまおまほの間に飛び交う女の駆け引きを看破して、ここでも町山が鋭さを見せる。それにしても、しまおまほの醸し出す文化系女子感というかいわゆるサークラ感というかが味わい深い(小島アナの参戦によって前景化されたのかもしれないが)。
日々のつぶやき
2009-04-26
今夜(25日)のタマフル
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿