日々のつぶやき

2009-04-18

今夜のアニメ(17日深夜)

バスカッシュ!

http://basquash.com/

「じゃ2人は何目当てで(アニメを)見てるんですか?」
「………ものすごく かいつまんで言うと……」
「テロップ?」
(山田穣『がらくたストリート』1巻)


……的な意味では要注目作品なのだが、ひとりの個性的なデザイナーが支配する世界観とか、いびつなデザインのロボバトルとかエキセントリックな人物配置とか、ちょっと『ガドガード』を思い出した——というのは不吉な連想なのかしら。とりあえず声優アニメとして観続けようか。ますみんかわいいよますみん(マジで)。ところで河森正治としてはNIKEのデザイン協力は容認するところなのか(アルジュナ的な意味で)。

2009-04-17

購入メモ

CD
OTIS REDDING/THE VERY BEST OF OTIS REDDING ('92)
ライノ編のベスト盤。1枚も持ってないのはどうだろうと思って。
JAMES GANG/FUNK #49 ('97)
70年代にジョー・ウォルシュやトミー・ボーリンが在籍したバンドのベスト盤。ブルーズとカントリーに根差す正統派のアメリカンロック。ファンキーで粘りのあるリフが快感。
KURTIS BLOW/THE BEST OF KURTIS BLOW ('94)
"FUNK ESSENTIALS"というシリーズの1枚。最初期のヒップホップ。トラックはサンプリングでも打ち込みでもなく生演奏!
JOSS STONE/INTRODUCING...JOSS STONE ('07)
プロデュースが元トニ・トニ・トニのラファエル・サディーク(この人好き)。ドラマーのクエストラヴが「サディークは70年代に録音されてもおかしくないような音にしてしまう」と批判的なニュアンスで語っていたけれど、70年代の完全再現に留まらない、充分に現代的な解釈のR&Bになっている、と思う。
※以上ブックオフにて各500円

漫画
大沖『はるみねーしょん』1巻(芳文社)
ブックオフにてYMO関連物件として(嘘)350円で購入。登場人物はほぼ3人の女子高生(うち1人は宇宙人)に、舞台もほぼ教室内に限られ、毎回どうでもいいズレた会話のみに終始する4コマギャグ漫画。「萌え記号化」と呼ぶには極端に簡略化された描線といい、最小限に留められた意味のずらし方(ボケ)と読者へのズレの提示(突っ込み)といい、この徹底したミニマリズムは、伊達に登場人物の名をYMOから採っていないぞと思わせる。『けいおん!』がP-MODELから名を採っているのに全く内容に関係ないのとは対照的。いや、『はるみ』だってほとんど関係ないんだけど(どっちだ)。

2009-04-15

購入メモ

CD
WAR/THE BEST OF WAR...AND MORE ('87)
THE HIGH LLAMAS/COLD AND BOUNCY ('98)
漫画
乙ひより『クローバー』(一迅社)

以上、吉祥寺ブックオフにて各500円。なぜかAmazonから百合漫画ばかり推薦される今日この頃。そんなに百合一色でもないのになー。

ブックスルーエでサンレコの細野歌謡箱特集、ユリイカ増刊の坂本龍一特集を立ち読みするも購入に至らず。定額給付金の使い途はやはり細野箱か(ようやく申請用紙が届いたことだし)。レアトラックスの類いはないのだが、自分でこれを編む労力を考えたら買ってもいいかという気にさせられる。

2009-04-13

今夜のアニメ(12日深夜)

夏のあらし!

http://www.starchild.co.jp/special/natsunoarashi/

ここまで原作に忠実だと、いかに新房監督の表現主義演出をもってしても、オリジナル部分であるCパートと次回予告のお遊びしか見所がないのが辛い。漫画喫茶で既刊全部読むんじゃなかった……。

咲 -Saki-

http://www.saki-anime.com/

原作未読の百合風味JK麻雀アニメ。観終えて記憶が巨乳ピンク一色に染められ。と書くと微妙に麻雀風味(……)。あと咲の無駄にエロい下半身描写と、釘宮声の偽さくら。さすがGONZO、注力箇所をわきまえているな! パンツじゃないどころかはいてない! 試聴継続。麻雀のことはよくわからないじょ。

2009-04-11

東のエデン

http://juiz.jp/blog/

唐突に「世界の中心に触れたくなって」ホワイトハウスの庭の池に、運試しよろしくコインを投げる(しかもその行為が不穏と見做されるなどまったく思わない)主人公の女子大生の思慮のなさに、まずびっくりする。おそらくそれが製作者の想定する、まさに「ノイタミナ」枠のメイン視聴者層であろう「リアルな若い女」の姿であり、その「等身大のリアル」をIG流の「リアルな政治劇」の渦中に放り込むために、羽海野チカによるキャラクターデザインが用意されたのだろう。
一方、記憶を奪われ全裸で出現した青年には、誰もが「ターミネーター」や「ジェイソン・ボーン」を連想するのだが、その突っ込みも織り込み済みとばかりに、登場人物自身によって元ネタが明かされる。ここには「スィーツ(笑)」と「すれっからしの観客」双方への悪意がある。そして、お前たちの誰もが当事者であることを免れないのだと示すように、東京にミサイルが落とされる。
こういうあざとさや、「お前たちに世界の真実を見せてやる」ふうの啓蒙臭が鼻に付かないでもないが、それでも「他者としての観客」を意識した悪意(あるいはみくびり)において、今期のアニメで最も挑発的な作品であることはまちがいない。

2009-04-10

けいおん!

http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/

唐突だが、かつての「ニューウェーヴ」にあった「物語性の否定=日常の価値の再発見」という側面を、いがらしみきお『ぼのぼの』を介して受け継いだのが「萌え4コマ」ではないか——というのが私の最近の仮説なのだが無理矢理か。いや、「ニューウェーヴ」→「ロリコンブーム」→「エロ同人/エロ漫画」→「萌え4コマ」というオタ文化の血脈を辿ると、あながち無理筋とも言えないのではないかと思うのだが。

で、私は京アニが選び取る「物語」というものにあまり興味がない。むしろ「非物語」を題材にしたときに(唯一かつ最大の)アドバンテージである「過剰な描写力」がものをいう。そんなわけで『けいおん!』という萌え4コマを京アニの技術力でアニメ化するということは、案外優れた「日常アニメ」を生み出す可能性のある好企画でないかと思うのだ。

ただし、萌え4コマの「空虚」に向かいあう姿勢において『らき☆すた』より後退した感は否めない。京アニの技術力をもってすれば「空虚な日常」の空虚さそのものを映像化できるのではないか、というのが、小ネタで客を釣りつつ山本寛が目論んだことに違いないのだ。『けいおん!』では吉田玲子という「プロの脚本家」を得て、原作の空しさを補完し、30分のエピソードを持たせられるだけの内実を与えてしまっている。

http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20090410/1239379848

いや、まっとうな作り手ならそうするに決まっているのだが。
とりあえず『けいおん!』は京アニ版『ひだまりスケッチ』ではなく、「最良の舛成孝二アニメ」に近いものになってくれることを期待しつつ観続けたい。
あと、誰かアホの子に「ギターはカスタネットとおんなじ!」とか教えてやってはくれまいか。バンドでグルーヴを作ることの楽しさを知るきっかけになるだろうし、何より「うん・たん!」が1度きりで終わってしまうのは惜しい。

2009-04-07

刺身にタンポポを載せる作業が一段落したので数日さかのぼって更新。
作業に没頭するうちにイベントやライヴや人工衛星が知らずに頭上を通り過ぎていた。