先日宮崎貴士さんとお会いした際にいろいろと四方山話をしつつ、当然話題は秋葉原の事件にも及んだ。
加藤容疑者の残した言葉は、一見するとネット上の非モテ論者の言説に似ている。しかし(私の理解によると)非モテ論というのは概ね「お前らまた電通様の言いなりですか。リア充(笑)スイーツ(笑)」といった、反(恋愛)資本主義、脱消費社会的な体裁を取っていたのではなかったか。
加藤の、女が欲しい金が欲しい車が欲しいという、まさにリア充を目指す欲望のベクトルは、むしろネットの非モテメンタリティの対極にある。消費社会の圧力に抗する「攻性防壁」としての非モテの論理が、加藤にとっては何ら機能していないばかりか、ひどく劣化した形で欲望と怨念を正当化する裏付けとなってしまった。
その捩れに誰も突っ込みを入れる者がない寂しい場所(携帯掲示板)を、よりにもよって選んだ加藤の「センスのなさ」。処刑された宮崎勤にも感じたが、加藤はオタクとして、あるいは消費行動、服装、ネットコミュニティ選びと、全方向的に決定的にセンスを欠いている。金も女も友達も仕事もなくても、センスがあればそれなりに楽しく生きられる。この「センスのなさ」が何よりも致命的だ。そうしたセンスを磨くには何らかのコミュニティに属するしかないが、コミュニティに属するにはセンスが要求される。堂々巡りだ。
だが、あえて空気を読まず突入することで、罵倒されいじられ突っ込みを受ける、そうした形でコミュニティの中で居場所を得るという行き方もあったはずなのだ。加藤には車よりも携帯電話よりも、一台のパソコンがあればよかったのかもしれない。同じネットでも、パソコンと携帯電話の間には大きな距離がある。その距離を、加藤にとって本当に役に立ったかもしれない言葉は越えられず、変質し毒となりかえって心を蝕んでいったのではないか。
というような話を世間話の合間にしたりしなかったり。新バンド「図書館」の動向など伺う。野望が実現するといいですね!
日々のつぶやき
2008-06-19
センスなし
2008-06-18
ぶらぶらうざうざ
そういえば実家に帰って最初にやったことは、パソコンのウィルスチェックとブラウザのグレードアップだった(ほかにすることはないのか。ない)。購入時に入れたのはGraniで、デザインも使い勝手もほぼ申し分なかったのだが、唯一の不満がAutoPagerizeが使えないこと。特に両親が利用することを考えると、ページ遷移の手間は少ないほうがいい。それでSleipnir 2.7.2に移行、Advance Styleを選択しGraniと同じデザインで多機能を意識することなく使用できるようにした。もちろんプラグインにはAutoPagerlike(AutoPagerize for SeaHorseというのもあるがSITEINFOが独自仕様だったので、infogamiwedataを使用していたAutoPagerlikeを選んだ。SeaHorse必須)、ついでにTextLink風を入れた。意外にプラグインが少ないようなのは、国内向けのブラウザで開発者の数が少ないためかとも思ったが、実のところFirefoxならアドオンで加えるような機能はほとんどデフォルトで(てんこ盛りのスクリプトとともに)装備されているのだった。この「全部入り」仕様はいかにも日本製という感じがする。
ところでFirefoxは最初から選択肢になかった。せっかくだからWindows限定のブラウザにしてみたかったのもあるが、何よりFxはイチから育てるの面倒なんだもん!
Firefox3正式版リリース
深夜3時に目が覚めてしまったので、別に祭りに参加する気もないがFirefox3正式版をダウンロード。うーん、RC3に比べて不安なほど代わり映えがしない……。ということは今のところ不具合もないわけで、不安を抱く筋ではないのだが。まあいいや。
入れてあるアドオンは、どれが正式対応版でどれがNightly Tester Toolsで無理矢理動かしてるのか定かでないにせよ、まずは不自由なく動いている模様。以下に使用中のものを列挙する。MacOS X(10.4.11)にて動作。バージョンは2008年6月18日現在。
Adblock Plus 0.7.5.4(広告カット)
bbs2chreader 0.5pre2(2chビューワ)
Context Search 0.4.3(テキスト範囲指定の検索メニューにGoogle以外を追加)
Copy URL + 1.3.2(URLとタイトル、選択文字列をコピー)
Custom Buttons 0.0.3.2(ツールバーに自分で作成したボタンを追加。現在無効化)
DownloadHelper 3.0.4(動画・画像ダウンローダ)
FireGestures 1.1.2(マウスジェスチャ)
Fission 0.9.7.1(Safari風にアドレスバーにプログレスバーを表示)
Greasemonkey 0.8.20080609.0(スクリプト使用)
・AutoPagerize(ページをめくらずどんどん繋げる。必須!)
・LDR Full Feed(ライブドアリーダーに全文表示を加える)
hatenabar 0.5.5(はてな各サービスのツールバー。現在無効化)
Nightly Tester Tools 2.0.2(アドオンの互換性チェックを無視)
PDF Download 1.0.1.1(PDFの扱いを選択。現在無効化)
PicLens 1.7.0.3458(画像検索をスライドショーで表示)
Resizeable Textarea 0.1d(入力フォームの大きさを可変に)
Safari View 1.3.3(閲覧中のページをSafariで開く)
SBMカウンタ 0.3.1(被ブクマ数をステイタスバーに表示。現在無効化)
・被はてブ数を表示するブックマークレットを使用
ScrapBook 1.3.3.6(ウェブページの保存・管理。あんまり使わない)
Stylish 0.5.7(サイトごとにユーザスタイルシートを選択)
Tab Mix Plus 0.3.6.1.080416(タブ機能強化)
UnMHT 4.3.0(MHTの表示と保存。ふたばちゃんねる用)
View Dependencies 0.3.3.0(ページ情報に項目追加)
テキストリンク 2.0.2008052801(リンクなしのURIをダブルクリックで読み込む)
合間合間に 3.2.3(ふたばちゃんねるで不快な投稿を非表示に)
GrApple Delicious(blue) 1.0(Safari風のテーマ。デフォルトテーマがあんまりなので)
これだけ入れてもストレスなく動くのは大したもの。同人系の画像がたくさん表示されるサイトを数十タブ同時に開いても落ちなくなったし、読み込みも速い! それでもSafariを捨てられないのはもはや習い性か。
2008-06-17
ゆっくりしすぎた結果が略
函館でゆっくりしてたら、また日記の書き方を忘れてしまった。
いや、当初は今度こそ毎日更新しようと思ってたんですけどね。せめて感想くらいは書こうと積んであったCDとか漫画とかもわざわざ持っていったんだけど、それすら手を付けず。日々の生活の圧倒的な実在をログにして再確認する必要などどこにもないのだった……前にもこんなことを書いたっけ。書いてた。
それもこれも5月の函館が寒過ぎた。リラ冷えとはよくも言ったもので、最低気温は常に一桁、日中15度を越える日はほとんどなかったのではあるまいか。津軽海峡に浮かぶ島嶼であった函館山と陸地を結ぶ砂州の上に築かれた函館の街は、どこにいても始終海風が吹き抜ける。おかげで夏も涼しいのはいいけれど、とにかく寒くて出歩く気がしない。食べ歩きも思わぬ自重(じじゅう)の増加に自重(じちょう)した。寿司は美味かったけどね!
で、先月末に東京に戻ってみるとガステーブルが壊れており。帰省直前に掃除をした際にどこかを打ったのか、揚げ物用の温度センサーが付いた側のバーナーが使用できなくなっていた。より正確には、ツマミを手で押さえていないとガスが止まってしまうのだ。幸い強火力バーナーは無事なので、調理の手順と時間が多少増えるのを我慢して使っているが、地味にストレスが溜まる。ちなみにいつ購入したかを調べると、ちょうど2年前だった。ブログって便利!(そうか?) まあ安物買いで2年間使えたのだからいいか。今度買うなら押しボタン式でパロマ以外のにしよう、と思ったらリンナイ結構高いよ。
実家の庭で満開だったツツジの色も忘れかけ、今は紫陽花の季節。函館から持ち帰った冷気で海の底のようだった部屋にも、ようやく初夏の匂いが入り込み。徒然なるままに多摩湖自転車道を起点の武蔵野から終点の多摩湖まで、うっかりママチャリで走破したりする今日この頃です。
2008-05-08
メイリオ入れようとしたら
いやもう入れてたけどさ(ゴニョゴニョ)、ていうか入れてたのでインストールではねられた。マイクロソフト公式がXP向けにメイリオを提供というから、てっきり字送りや行送りをXP用に調整したのかと思ったら、Vistaと同じのを単体で配付するというだけなのね。なーんだ。SP3は様子見、自動更新待ちでいいか。以上実家パソコンの話。
2008-04-28
東京—函館
朝の5時に目覚め荷造り。牛乳をかけたコーンフレークと、卵3個のオムレツに椎茸とベーコンの生クリームソースをかけて食う。朝食にしてはこってりだが、これでほぼ冷蔵庫が空になった。冷凍できない野菜は実家に持参することにする。台所と風呂、トイレ、部屋の掃除を済ませて出発。余裕を持ったつもりが時間ぎりぎりで、空港の出発口までは小走りになった。ともあれおよそ1時間半の飛行を経て降り立った函館は——寒い。東京の3月半ばほどの体感温度に、函館山での夜景見物にしか用がないと思っていた上着を着込み、昼食のコッペパンをかじりながら身を縮めてバスを待つ。温泉街を巡回する200円均一のバスに乗り実家に到着。庭には雪柳や芝桜、水仙やチューリップなどが盛り、ツツジはまだ蕾も開いていない。両親が元気で何より。マグロの刺身にけんちん風の汁などで夕食。そんなわけで以後ひと月ほど函館からの日記が続く。地元のスィーツの情報とか満載よ! サザエのおはぎとかな。