日々のつぶやき

2009-05-03

自転車

少し離れたスーパーの朝市に、1人1本までの塩鮭を2本ゲットすべく、父と2人自転車を連ねて出かける。市電やバスがそれなりに充実しているものの、中心の繁華街が衰退し、郊外のショッピングモールでまとめ買いというスタイルが主流となりつつある函館市で、車なしでは不自由なのは多くの地方都市と変わらない。生活保護家庭でも車を2台持つというご近所の中で、運転免許を持つものがいないわが家では自転車が大活躍だ。戦時中は戦車に乗っていたというのになあ、うちの父。

そんなわけでいくぶんのカロリーを消費しつつ数分後には到着。いつも開始15分前には店の前に結構な長さの列ができているのだが、連休なので長さが倍以上になっている。開始時刻になって入ってみると、目当ての鮭がどこにもない。店員に訊くと、別店舗ではないかと言う。改めて持参していたチラシに目をやると、なんと別系列のスーパーだった。一番近くの店までさらに自転車で移動するも、肝心の鮭がどうも大きさがよろしくないということで、何も買わずに帰宅。朝からなかなか健康的なことだ。自転車はいいね。

あとは、終日YouTubeとともに過ごす。かの人も自転車が好きだった。

2009-05-02

五稜郭の桜


昼に五稜郭公園に家族で花見に出かける。函館の春は東京よりひと月遅い。桜も、足下の草花も今が盛り。堀にボートと並んで浮かぶのも、カモではなくカモメなのが海の街らしい。さすがに連休なので人出も多いが、堀と堤に挟まれた窪地のような場所に風呂敷を広げ、朝から姉が作ったおにぎりと唐揚げ、卵焼きを食べる。北海道の桜にはつきもののジンギスカンの匂いや歌声もここまでは届かない。陽光と鳥の声ばかりが静かに降り注ぐ。


公園の中央では、現在かつての箱館奉行所本陣の復元工事がおこなわれている。明治4年(1871年)に解体され、大正3年(1914)に公園として開放されて以来、奉行所の跡地は広いグラウンドになっていた。近くの高校に通っていた姉は、体育の授業をここで受けたという。もはや奉行所をその目で見た人間は存在しない。松林に縁取られた、だだっ広いグラウンドの光景こそが、函館市民にとっての原風景なのだ。

いつか、公園のグラウンドで野球やサッカーをした人間のすべてが、この世を去る日が来るのだろう。もうすぐ、奉行所のある五稜郭を当たり前の景色として気にも留めない世代が、再び大多数となるだろう。あらゆる人も風景も、わずか数十年で終わる人の一生の前を、一瞬で通り過ぎていく。あらゆる時間を同時に生きるトラルファマドール人なら、同じ場所に同じ城郭がストロボのように消えては立ち現れる姿を見ることができるだろうか。

公園を去り際に、桜の下でジンギスカンを楽しむ大勢の人々を目にした。年々歳々来ては去る、桜と人とジンギスカン。これもまた、函館市民の、あるいは道民の原風景なのだろう。まあうちはジンギスカン嫌いなんで関係ないんですけどね。

2009-05-01

マタンゴ


実家の庭にこういうモノが自生しているのだけれど、これはアミガサタケでいいのだろうか。去年も食っていいものかどうかさんざん逡巡して、結局そのままにしてしまった。今年こそパスタの具にしてくれようとか思うのだが、さすがに命まで賭ける気はない。どなたか「庭からもぎって食ったことあるよ!」という食の勇者がおられましたらご助言を。

2009-04-30

食事メモ

朝5時半に起床。晴天。朝食(母作)は焼鮭、蕪の葉とベーコンの炒め、蕪と胡瓜の浅漬け、夕べの残りの鶏と野菜の煮物、わかめとじゃがいもと油揚げの味噌汁、ご飯。
昼食(私作)はたらこスパゲティとサラダ。皮を開いてこそげ取ったたらことバターをボウルに取る。割いたブナシメジ、大蒜スライス、刻み葱をオリーヴ油で炒める。茹で途中のパスタとゆで汁をフライパンに投入、胡椒・酒を加え加熱。煮詰まったらボウルに写してたらこ・バターと和える。海苔を振って完成。好評を得る。父の栗の木の枝切りを手伝う。地上2mを超える樹上に足場を組み、敷地外に伸びる太い枝を鋸で切り落とす老人畏るべし。
夕食は母と、帰省した長姉が作成。まぐろ刺身、糠ニシン、焼茄子、蕗と油揚げの煮物、とろろ、蕪の浅漬け、キャベツと油揚げの味噌汁、ご飯。美味いー量が多いー。
就寝はたぶん10時頃。おおむねこんな暮らしが続きます。限りなく省略可だがあえて冗長に記述する方向性で。
『東のエデン』は放送してないので『けいおん!』録画して寝よう。

2009-04-28

函館にて

現在帰省中。朝一の飛行機だったので、駅までの足となるバスが出ていない。なので、前夜から漫画喫茶にて始発まで待機(全裸ではない)。おかげで一日中眠い眠い。

さて、帰省といっても1ヶ月にも及ぶと、書くことも書く必要もなくなって更新が長く途切れるのだけれど、今回はその轍を踏まぬよう、どうでもいいことでもなるべく書くようにしたい(いつもと変わらない?)。函館は快晴だけど寒い。今夜のおかずはホタテの掻き揚げ。眠い。以上。

2009-04-26

今夜(25日)のタマフル

http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html

『キラ☆キラ』でも宇多丸と共演している小島慶子アナを招き、彼女がギャラクシー賞を受賞した『アクセス』のテイで「『おっぱいバレー』で綾瀬はるかはおっぱいを見せるべきであったか否か」について電話討論するという企画。まあそれ自体も、物語上の必然性や女優としての展開などを論点にしてなかなか面白かったのだけれど(小島アナの、要領を得ない素人の電話の内容を、瞬時に身も蓋もなく要約してみせる切れ味がさすがだ)町山智浩が加わってからの考察が見事。

「カタルシスとしておっぱいが必要」論に対し「おっぱいは所詮マクガフィン」と切り返してみせたのには唸る(本当にマクガフィンだったらひどいよなあ)。映画にかろうじて残る美点を拾いながら、脚本の不備を補ううちに「かくあるべき幻の『おっぱいバレー』」像が立ち上がってくる過程は圧巻だ。

あんまり面白かったので、『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』を飛ばしてそのまま「しまおまほ」コーナーまで聴いてしまったよ。初対面の小島アナとしまおまほの間に飛び交う女の駆け引きを看破して、ここでも町山が鋭さを見せる。それにしても、しまおまほの醸し出す文化系女子感というかいわゆるサークラ感というかが味わい深い(小島アナの参戦によって前景化されたのかもしれないが)。

2009-04-25

今夜のアニメ(24日深夜)

戦国BASARA

http://www.sengokubasara.tv/

いや面白いわ。かつて『MUSASHI - GUN道 - 』が意図しながら不幸な事情により達成できなかった面白さと、意図せずして不幸な事情により達成しえた面白さの双方を、(おそらく)原作ゲームのコンセプトに忠実に、Production I.Gの持てる技術と物量とによって実現してしまった。しかも、伊達政宗の愛馬※にバイクのハンドルとマフラーが付いているような世界観でありながら、日本人の共有する戦国観や人物像をぎりぎり保っているあたり、作り手のさじ加減というよりも歴史物というジャンルの揺るぎない強度を感じさせる。大地丙太郎監督アズラッタ様が同時に絶賛する作品というだけでも価値がある。明智光秀の変態ぶりもさることながら、本多忠勝のロボっぷりに爆笑。

バスカッシュはもういいかな……。

※海外の反応としてはこっちのほうが面白かった。
http://goyaku.seesaa.net/article/117369346.html