日々のつぶやき

2009-05-11

けいおん!5、6話

http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/

北海道では放映が2週遅れなのでゴニョゴニョ。

5話。ピロウズの人が覚醒してアホの子がデス声にチェンジする話。「萌え萌えキュン」の破壊力が(悪い意味で)強力だったので相当萎えてたんだけど、ちょっと回復。許せるベタと許せないベタの境界って何だろうと考えたら、そのベタが前提とする共通理解がどんなコミュニティに由来するかによるのかなあと思った。当たり前のこと言ってますか私。あと眉毛の人の属性が『みつどもえ』の眉毛の人とかぶってた。愛の形は人それぞれだよね!

6話。学園祭で黒髪ストレートがステージフライトで縞パンでなく縞ゴハンな話。「ライブアライブ」をもう一度はやれない、というのはわかった(あれヤマカンだしな)。演奏が上手すぎるのは、物語上の整合性よりも商品としての完成度を優先せざるを得なかったのかしら。好意的に考えれば、あのPV的なイメージ映像は「これは彼女たちの脳内で鳴っている理想の音で、実際にはもっとしょぼいんですよー」というエクスキューズかもしれない。で、その幻想に唯のデス声という現実が介入してくるという。にしても、1話と2話で見せた「ベタを超える新しい何か」の水準をまだ期待していてもいいのだろうか。そして、ギターを持った唯がおもむろに椅子に座るや、「うん・たん、うん・たん」と呟きつつメカニカルなシーケンスを猛スピードで弾き倒し、「変拍子に聞こえるけど、ただの4拍子なんですよ〜」とかへろへろ声で答える場面は来るのだろうか(来ねえよ)。