日々のつぶやき

2009-06-23

夕食メモ

冷やしとろろそば:山芋すりおろし、刻み葱、刻み海苔を冷水で締めたそばとよく混ぜて、つゆにつけながら啜る。とろろと葱と海苔の残るつゆを、そば湯で割って完食。
もやし・胡瓜・ちくわの酢の物風:輪切りにした胡瓜を塩もみし放置、水洗いして絞る。茹でたもやしを冷水にさらし、胡瓜、ちくわの輪切りとともに、柚子ポン・ごま油・すりごま・七味で和える。
冷奴:生姜すりおろしを載せてめんつゆをかける。
鶏の塩焼き:鶏肉に塩・黒胡椒をまぶし、魚焼きグリルで焼く。

暑くて億劫だから簡単なものを、と思って始めたら、それなりに手間がかかるうえに結構な量になった。美味かったけど。

爬虫類の日

くもりのち晴れ。部屋干しで生乾きの洗濯物を外に出す。暑いがまだクーラーは使わない。窓を薄く開け換気扇を回して凌ぐ。

午後から石神井公園へ。夏の到来とともに緑ばかりが濃さを増し、アジサイを残して周囲の色彩が奪われていく。環境調査で捕獲されたカメ数匹、足下の木道を走るカナヘビ2匹に加え、公園を囲む土手の薮に蛇まで発見。ヤブヘビだ。いや、薮に姿を消したのだから逆か。今日は爬虫類に縁がある。これが瑞兆で金運がもりもりアップしたりするとよい。

公園に集うカメラマンといえば、定年後の暇を持て余した初老男性であるのが常なのだが、今日は三脚と望遠レンズを装着した一眼レフを構える若い男の姿を、公園のあちこちで見かけた。平日の昼間というのに、いったい何をしている人たちなのだろうか(……)。

一度入ってみたかった駅前の喫茶店「シュベール」で、チーズケーキとアイスコーヒーのセットを注文。ゆったりとした店内には適当に客がいて層も広い。安カフェに比べれば高いが、コーヒーのおかわりが100円でできるので、2杯頼むのがお得。私もホットコーヒーを追加、飲み干すまでにマイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』上巻(新潮文庫)を読了した。イスラエルが建国されなかった現代世界で、アラスカに設置されたユダヤ人居留地で起こる殺人事件の捜査が、ハードボイルドタッチで描かれる。改変歴史小説といえばプリーストやエリクソンを連想するが、むしろ矢作俊彦が中国に支配された現代の横浜を舞台に私立探偵ものを書いたらこんなふうになるのではないか。SF的な大ネタがあるかどうかは下巻を読まなければわからない(主要SF3賞を独占している)。それはさておき、この店は食事のメニューが充実しているのがありがたい。今度はハヤシライスでも注文してみよう。

帰ると洗濯物はすっかり乾いていた。それにしても暑い。夕食作るの億劫。