台所の三角コーナーにささやかな緑が息づいている。数日前に捨てた大根の切れ端から芽吹いた小さな若葉が、生ゴミ仲間の屍から水分と養分を吸い上げて、今や広げた枝の長いものは20cmに達し、中心部には花の蕾が出来ている。日光のほぼ当たらない台所でよくぞここまで生き延びた。こうなると立派な命、生ゴミとして捨ててしまうのも躊躇される。とりあえず水を入れた空き缶に移し、日当たりの良い窓際に置いた。さてこれからどうしよう。園芸店でプランターと土を買ってくるか。それとも大家の庭の片隅にこっそり植えてしまおうか。せっかくだから花の開くところを見たいものだ。
昼食を中途半端な時間に食べたので夕食は食べ損ねた。苺と砂糖を入れたプレーンヨーグルトで夜食とする。
日々のつぶやき
2008-03-17
武蔵野大根
新装版『新しい太陽の書』刊行
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