中心人物である虎子の周りにひたすら人間関係を拡大し続けることで「のみ」話を転がすという、ある意味希有な作風がいつまで持つのかと思っていたが、この巻に至って虎子の背景を掘り下げる新展開(しかし容赦のないネーミングセンスだ……)。一応伏線というか布石はあったのか。だからといって殊更にドラマが動く気配もなく。雰囲気漫画と言われそうだが、このなかなかない種類の雰囲気の良さだけでも買いだとは思う。ていうか何このテコ入れ幼女ありえねえ。こういうのアリな漫画だったのかいいぞもっとやれ、とまでは言わないが、この野放図な包容力は大したもんだなあ。そりゃアニメ化もされるわ。
日々のつぶやき
2008-04-11
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